猫にゃーの雑記帳~我そこにとどまるな~

家族関係や心理学を学びながら、うつの経験もこっそり生かしています。30代後半1児の母、眼科医師。

私がPCにLGBT Allyのシールを貼る理由 ダイバーシティへの1つの姿勢の意思表示

こんばんは。

ちょうど、とある議員の発言により、またしてもLGBTとの関わりや社会としての在り方が問われている時ですが、

 

そういえば私も自分の持ち歩きPCに「LGBT Ally」のシールを貼っています。

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ちなみに、隣のネコのシールは、私の大好きな「こねこのチー」ですが。

 

「Ally」とは、「アライ」と読みまして、

英語で「同盟、支援」を意味し、

LGBT Allyとは、LGBTに代表される性的マイノリティを理解し支援するという考え方であり、その立場を明確にする

という意味です(google先生に聞いて、なんとなくまとめました)。

 

私がこのシールをもらったのは、

勝間塾での増原裕子さん(このシールの下方に書かれている、TROIS COULEURSの代表の方)のイベントでした。

それまで私はLGBTについては何も知らず、どの程度の頻度なのかも内容も分かっていませんでしたが、イベントに参加して大変身近な存在であることを知ることができました。

頻度としては、左利きと変わらないくらいとのことですから、

全く珍しくありません。

現に、先日とある勉強会で5人テーブルでしたが、

私含めて3人が左利きでしたから。

(右利きの方には、珍しくマイノリティ気分を味わっていただきました)

 

 

その勉強会で私が一番心に残ったこと、

それは

誰でもマイノリティの側面があり、

マジョリティでばかりいることはできないということ。

 

そして、潜在的に沢山いるはずのLGBTの人たちが、

それぞれのタイミングとそれぞれの思いの中で

周囲にLGBTであることを伝えることができる環境を作るということ。

 

このことが実は、

 

その他のマイノリティ、

例えば病気治療をしながら働いている人や

病気の家族を抱えて働いている人、

ひとり親、介護中etc、、、

と様々な事情を抱えている人にとっても相談しやすく、

また状況を考慮してもらいやすい環境を作ることに繋がるという

大切な側面を知ったことなのです。

 

そして、そういう包容力のある組織は

結果的に誰にとっても働きやすいのだそうです。

 

実際には私は、LGBTに詳しいわけでもなく、

何かできるかという自信があるわけでもありません。

ただ私にとって、

マイノリティ性を持つ人の働きやすさを守ることは大事なことなので、

ちょっと人に話すには抵抗がありそうなことの自己開示を応援します、

という意思表示のために貼っているシールなのです。

 

まあ、もちろん、今の職場においては

自分がマネジメントする側ではありませんから、

私がマイノリティに理解を示して何かが変わるということではないとは思っています。

ただ、私自身も数々のマイノリティ性を乗り越えて、

また共存して

この生活をしている人なので、

マジョリティが団結して排他的になるような環境は嫌いですし、

そういう場であってほしくないという願いがあります。

 

そうした意思表示のためのステッカーとして貼ってあります。

 

って、誰もあまり何も考えていないかも知れませんけれどもね。