久しぶりにクラシックコンサートに行って来ました。年末の第九@上野文化会館
プロの生演奏を聴きにいくのは何年ぶりだろう。
学生のことにサントリーホールで何か聴いた気がするけど、それ以来かも知れません。
友人がチケットを取ってくれたので、
第九を聴きに行っていました。
第九は市民オーケストラの舞台に立ったことはありますが、客席で聴いたことはありませんでした。
自分が弾いたことのある曲を聴くと、どうしても自分が弾いていたパートを中心に聴いてしまいますが、
もう10年くらい経っているので程よく忘れていて、全体を楽しむこともできました。
オケ自体は音が柔らかくて、あっさり系のベートーベン。
胃もたれしなくてちょうどいいかも。
そして、変なことに気づいてしまいました。
プロオケの人たちは外見的に医者と雰囲気が被る人が多いかも知れない…笑
だんだんとメンバーが知り合いの顔と被ってきて、
指揮者の後ろ姿が〇〇大の教授と似ている、と気づくとそうにしか見えなくなってきて、
ちょっとコミカルな楽しみ方もしてしまいました。
オケを見る楽しみのもう1つに、楽器を眺めるというのもあります。
珍しい楽器があったりするから。
コントラファゴット、久しぶりに見かけたなあ、とか
黒いフルートってオシャレだなあ、とか、
耳以外にも目での楽しみ方もあるものです。
やっぱりたまには、コンサートを聴きにいくのは良い。
当然のことですが、それはやっぱりそうなのだ。
音楽は特に時間芸術ですから、2時間なら2時間芸術に触れる時間として
忙しくすごしがちな自分にプレゼントできるというのが一番すばらしいのかも。