2泊3日一人旅、内省の時間がたっぷりでした。結局何を目的に生きているのか。
東京に戻ってきました。
沖縄は暖かいけれど雨がよく降り、気温・湿度ともに東京でいうと4月くらいの感覚でした。
東京の冬は確かに寒いですが、この雲一つない快晴の冬はこれはこれで貴重なんだなあと、離れるとわかる有難さというものです。
ああ一人でよく遊んだ、また東京で仕事しよう。
そんな気にもなりますが、今回は同時によく本を読みよく考えた旅でした。
***以下、長くなってます***
人として生まれた以上、その生命が途絶えるまでは生きることになります。
当たり前ですね。
でも、やり直しは効きません。
もし私が、ネコとして生まれていたならば
この命の意味を考えることはなかったでしょう。
人は社会を作り、社会の中で生きていくから、
まああんまり考えない人もいるのかも知れないですが、
しばしば「生きる意味」を考える機会を与えられます。
目標と言い換えてもいいですね。
イノシシ年になりましたが、
前回のイノシシ年に私は医師国家試験に通って研修医になりました。
春夏秋冬理論も12年で一回りするので、
イノシシ年はおなじステージになります。
秋3年目。
収穫の年、それまでの結果を収穫します。
12年前、私は心身の調子を崩しました。
うつ病になって、3か月くらい寝てすごしました。
これは、それまでにの何回か同じような課題が今までにあったのに解決していなくて
急にどどんと来たのだと思います。
今年はさてどんな年になるでしょうか。
どんな結果を収穫するイノシシ年なのでしょうか。
その1つとして、「何を社会にGIVEしたいのか」をもう一度おさらいしておこうという年初の時間を取ったのでした。
私は、人々が自分らしく幸せであって、傷つけあわないで済む世の中になってほしいと思っています。
その方法を個人の単位でも模索していますし、
医療という仕事を通しても実践しています。
もちろん、こんなことを18歳かそこらで考えて医学部に行ったわけではありません。
そこから倍の年齢になって、今思うとそういうことだと現時点では思うわけです。
このブログも仕事で書いているわけではありません、もちろん。
じゃあどうして自分の魂の一部のはずの時間を使って書いているのかというと、
ここに来た人が幸せになれるヒントが落ちていたらいいと思うからです。
そうは言っても完璧ではないし、
書き言葉は難しいので何かを傷つけているかも知れません。
でも、私の主旨はそこにあります。
人の心を守ることをしたいと、高校生のころから思っていました。
どうして私がこんなに「人の心」にこだわるのか、考えてみました。
そこには、小さい頃に自分の心を守る術も知らずに、踏みにじられたような経験を積んでしまったからなのだと思いいたりました。
そして、同じように人の心を踏みにじってきたからなのでした。
幼少期からカウントして、言葉でも実際にでもいい、
だれかに暴力を振るったことがどれだけあるでしょうか。
一体どのくらい、傷つけあってきたでしょうか。そこから、何か学んだのでしょうか。
私は、まだまだ未熟で学びが足りないと思っています。
だからこそ、日々学んだことや考えたことが一つ一つ積み重なっています。
そのアウトプットの場として、こうやって書いているのでした。
今年も、人と人との心のふれあいにこだわって、
傷つけあわないための知恵を考えていきたいなあと思います。