猫にゃーの雑記帳~我そこにとどまるな~

家族関係や心理学を学びながら、うつの経験もこっそり生かしています。30代後半1児の母、眼科医師。

カウンセラーさん3名含む6名でのお食事会をしました②

先月のお食事会のことです。

(①を書いたまま、またまた時間が経ってしまいました。)

 

この日は、それぞれが家庭生活での疑問や悩みを話してみよう、という取り組みがありました。

私は、自分の家庭のことや育った環境のことを人に打ち明けるのが苦手です。

慣れ親しんだカウンセラーにすら、本当に内に秘めたことは話せないtypeです。

話してしまったら、何かが壊れるのではないかと思うのでしょうね。

 

なので、私は一番最後に質問をしました。

 

それまでに他の方たちが色々お話されていて、

驚くほど丁寧に自分の気持ちや出来事を言語化されていました。

それを聴いているうちに、

自分もこうした内側のことを話しても良いものなのではないかと思うようになりました。

最後にしてくれて、有難うございます。

 

 

私は、子育てに苦手意識があります。

 

子供が赤ちゃんの時に泣き叫ぶと、

実母の声で虐待を促すような幻聴が聞こえていました。

その声に逆らい、否定し、打ち勝ち。

その幻聴が、トラウマのようになりました。

 

私が小さい頃に何があったのかは、分かりません。

覚えていません。

でも、魂に何かが刷り込まれていたのかも知れません。

 

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だから私は、子供の気持ちを尊重することと、

頭ごなしに物を言わないようにすることに尽力していました。

けれども、

子供の就学を前にして、

本当はちゃんと「躾」をすべきではなかったのか

厳しく育てる必要があるのではないか。

そういう不安が出てきて、分からなくなっていました。

 

そのことを話すと、

みんなが、それは違うと否定してくれました。

 

私は、ステレオタイプないいお母さんにはきっとなれないけれども、

ただ笑って元気に過ごすお母さんにならなれると思います。

働いていてごめんなさいっていつも思ってしまうけれども、

自分の世界を持って笑顔で元気、なら何とかなるかも知れないです。

 

 

そしてこのお食事会がさらなるきっかけとなって、

モラハラやDVの啓蒙をまたやってみようかと思うようになりました。

そして、最近思うんです。

こうした勉強って、

結婚前の、特に男性にこそしていただきたい、と。

家庭生活の問題って、女性の方がどうしても関心が高くて、

さらに結婚後に関心が高くなるものだと思うのですが、

結婚前こそ学んで欲しいと。

一生を共にしたい人が現れた時に、自分を振り返ってみて

ハラスメントの芽を摘むようにしてほしいなと思うのです。

特に若い男性と話していると、願うような気持ちになることがあります。

 

未来のため、

そして次世代のため。

 

高学歴の人は特に、謙虚に振り返ってみることが大事だと思います。