猫にゃーの雑記帳~我そこにとどまるな~

家族関係や心理学を学びながら、うつの経験もこっそり生かしています。30代後半1児の母、眼科医師。

若い時にメンタル弱くても大丈夫

こんばんは~、猫にゃーです。

いきなり本題なんですが、

自分の経験から世の中に何を伝えていきたいかってことをいつも考えています。

 

私の場合、若い頃めちゃくちゃメンタル弱かったんです。

いろんな人を振り回したし、すぐ具合悪くなるし、

不安とお友達だし、、、

 

当時は当時ですごくつらかったのですが、

 

心のどこかで、

 

メンタルの弱い自分にすがりついていたことにも気づいていたんです。

 

 

気づいていてもそこから抜け出せないというか、

抜け出すことも不安だったんだと思うんです。

 

 

医療機関で仕事していると、

やはり不安で受診される方はたくさんいるのですが

中には過度な不安に苛まれている方も見られます。

すると、

若い時から神経質になっていると見ていて不安だという声が聞こえてきます。

 

若い時はもっと天真爛漫であるべき

という固定観念からくる言葉なのでしょうか。

 

 

でもね

大丈夫なんです。

 

 

メンタルって、強くなると思うんです。

 

 

ここで言う強さというのは、

批判されても気にしないとか

どんなに厳しい状況に身をおいても大丈夫とか

そういうことよりも

もっと自分の中にある確固とした芯みたいなものかなあ、と思います。

 

 

私も以前は芯なんかなくて、

どんな人、どんな状況にも合わせられる「アメーバ」だと勘違いしていて

アメーバなくせに苦しんでいました。

 

 

そうなんですよね、

アメーバだと自分の場所がないですからね。

 

 

私がアメーバを卒業して、うつ病も再発しなくなって

幸せを感じながら生きられているのは

 

「弱い自分にすがりつくのをやめた」

 

からなんだと思います。

 

 

 

え?弱い自分になんてすがりついていないって?

 

 

そうですね、弱い自分にすがっていなくても苦しんでいる人はたくさんいます。

 

でも、もしかして1ミリでも、かつての私のように

弱い自分にすがっているところがある気がしたら、

 

非常に怖いんですけどその心と向き合ってみてほしい。

 

 

そうすると、

健康の世界から助け船がいくつもいくつも、それこそ定期便みたいに沢山出ていることに気づくんです。

 

 

そしてその作業は何歳から始めても遅くないのです。

 

 

今、ちょっとメンタルの弱さがあったとしても

一生そのまま生きていくと決まったわけではないのです。