猫にゃーの雑記帳~我そこにとどまるな~

家族関係や心理学を学びながら、うつの経験もこっそり生かしています。30代後半1児の母、眼科医師。

コロナ自粛GW。ネット環境のない実家にLTE機能つきタブレットを送って孫とテレビ電話できるようにする作戦。

うちの両親は超のつくIT毛嫌い高齢者。

今までネット環境がなくても何とか生きてきていて、

私も帰省するときにはモバイルwifiを持参していたくらいだった。

 

でも、コロナをきっかけに

さすがにネット環境を作らないと

今度は生きていけないという事態が発生するんじゃないかと私が勝手に心配して、

ネットにつないだタブレットを送りつけようと考えついた。

 

コロナの影響で帰省はしないほうがいいとされているので、

自分が出向かなくても何とか設定できるようにするには、

wifi環境を作るのはハードルが高い。

そこで、LTE付きのタブレットを探すところから開始した。

 

同じようなことをしている人は世の中にいるもので、

他の人の体験談をブログで読んで探すこととした。

 

しかし、そもそもLTE付きのタブレットはあまりなく、

iPadにするかLenovoか、ファーウェイか、聞いたことのない会社か、くらいだった。

Lenovoのがいいかな?と思ったけれど、amazon初期不良の報告が相次いでいたので

機械苦手な人たちに送るには心もとなさすぎた。

ファーウェイも自分で使うならいいけれど、何かあったら面倒だし、、、

ということで、

自分では全然つかわないiPadを購入した。

まあ、iPadなら持ってる人も多いし、何かあった時に友達が助けてくれる可能性もあるかな?と淡い期待を持ちつつ。

SIMは、とりあえずYmobileのものなら一緒につけてくれるということで、

面倒だしこれでいいか!と決定。

 

1日くらいでiPadSIMカードが届いた。

さて、親のgmailアドレスと作るところから開始。

 

Ymobileも入力して数時間で開通させてくれました。

データプラン、1GBしかないので

とりあえず設定は自宅のWifiにつないでやってみる。。。

 

自分のアカウントでどんどん設定していくならまだしも、

離れたところで親が使うとして設定するのはなかなか面倒なことが多いです。

例えば、パスワードも適当に作って保存というわけにいかず、

分かりやすいものを作って後で渡せるようにしないといけない。

 

最初自分のgmailappleのアカウントを取ってしまったけれど、

今後のことを考えて親のアドレスで作り直すこととした。

その時点で、買って早々iPadも初期化、、、

 

ああ先が思いやられる。

 

コロナ禍の記録 小学校のこと

2020年3月2日。

日本で一斉に小中高校の休校要請が行われた。

うちの子供(当時小1)の学校も、2日から休校に入った。

あれからおよそ2か月、いまだ学校再開はなく

5月10日までは少なくとも休校、という連絡があったのみ。

 

他の自治体では5月末までの休校を決めているところもあれば、

9月から新学期でいいのではないかという意見すら出てき始めた。

 

いやいや、9月になったら安全かどうかなど分からないし、

インフルエンザのように季節性のあるものだったら

そこから再開早々再流行という可能性もあるわけで、

現時点では流行の様子を見ながら検討するしかないんじゃ?と、

一般人の頭ではそう思う。

 

医療従事者やライフラインに直結する職業、公務員などは休めないため、

そうした親をもつ子供は学童・保育園に通っていることが多い。

うちは、もともと民間学童に通っているため、そのままお世話になっている。

もちろん、仕事の都合がつく日は自宅待機だ。

 

小学校からは漢字などの宿題が多くでていて、

無料オンライン授業を展開する塾も出始めた。

友達同士でZOOMをつないで勉強会をしているが、

クラス内にはほかにもZOOMグループがあるとのこと。

子供にとっては画面越しのコミュニケーションも案外自然なもののようだから、

見ていて感心する。

 

こうして家にいる生活をしてみると、

毎日決まった時間に学校や職場に集まる生活そのものが不自然だったような気さえしてくる。

インターネットでつないだコミュニケーションはバーチャルだと思っていたけれど、

実はリアルに相当近づいていることに気がつく。

そもそも、ウィルス自体が自然の生き物(いや、生物の定義には厳密には当てはまらないけれども)であって、

共存していくしかない奴なわけだ。

生態系全体で考えた時、食物連鎖の頂点にいるつもりで天狗になっている人間に、

ウィルスが下剋上をたくらみ、

人間の生活を変えようとしているのだとしたら

まあ世の中そんなこともあるかもしれないなあと俯瞰する気持ちにもなる。

 

子供たちは学校を離れて、今しかできない勉強をしていると思う。

平日の昼間にゆっくりとした時間の流れを経験することも

人生経験としては大切なこと。

 

 

 

コロナ緊急事態宣言下で新幹線に乗った話

先に断っておくけれど、遊びに行ったのではない。

ガラガラの新幹線を楽しみに出かけたわけでもなく、

私の仕事は時として、少し遠いところにも行くことがあり、

それはオンラインでできるようなものではないのです。

 

しかし、このご時世に新幹線で県境を越えるなどというのは、

モラルに反するような気分だし

それこそ魔女狩りにでも遭うのではとびくびくして全然景色も何も楽しめたものじゃあない。

 

自分がそんな感じなので、周りが一体どんな人たちなのか気になる。

遊びに行くような雰囲気の人はおらず、

年齢層も割と高かった。

みなさん、何か事情がおありという表情で、

どことなく暗い気がした。

比較的、短距離の移動にあえて使っている人が多いように見えた。

自由席でも数%しか乗っておらず、密の反対の疎と言えそうだ。

 

堂々と隣に荷物も置けて、席を倒すにも気を遣わなくていいのもまた

気楽な感覚だった。

 

途中の小さい駅では、ホームに人がいる様子すらなかった。

 

新幹線を降りると、おみやげ物屋も休業していて、

客待ちのタクシーもいつもよりずっと少なかった。

 

 

そういえば、北陸新幹線はしばらく指定券が買えなくなるらしい。

世の中びっくりすることばかりで、

去年新幹線の車両基地が水没したことなど忘れかけているような気さえした。

 

 

 

 

今年は間違いなく歴史に残る年になるので

2020年が教科書に残るような年になるのはほぼ間違いなくなったと思う。

それなのに、毎日の変化になんとなく身を任せて過ごしてきてしまい、

もったいないことをしたようだ。

 

去年の今頃はお祭りモードの10連休に世の中がわいていて、

まさか翌年、もっと長い連休をひっそりと過ごすことになるとは

誰が予想していただろうか。

 

せめて、これほど貴重な非日常の記録でも残しておこうかとも思う。

 

私にとって一番変化したことは、

圧倒的に家にいる時間が長くなったことだ。

もともと家にいるのが好きではなく、

休日でも朝から出かけてしまうような人が

家にひっそりいること自体めずらしい。

 

引きこもっていたのはそれこそ具合が悪い時くらいのものだから、

変な感じがする。

 

今は家にいて、

買い物も3日に1回程度が推奨されている。

仕事があるからたまには外出するけれど、

仕事自体も減っている。

 

先月くらいは週5くらい仕事が入って当然だったけれど、

最近は週3くらいになっているし、

ここからさらに減っていく可能性がありそうだ。

 

家族も外食が好きで、

家で作るより外食のほうが効率がいいと言って外にいきたがる傾向があったけれど、

ほとんどのお店は今は閉まっていて外では食べられない。

ちょっと時間が余った時にカフェで暇つぶしということすらできない。

私が家にいる時間が長くなっているので、

とりあえず家族分の食事を作る。

意外とそこに喜びがあり、

「どうして私だけが料理をしなきゃいけないの」という思いはなぜか出てこない。

不思議。

 

こころのどこかでこうしたゆっくりな生活を望んでいたのかも知れない。

 

 

 

 

「よい母」にはなれないけれど

「子育て本とか、書かないんですか?」

 

先日、急にそんなことを聞かれて面食らった。

 

「ええ?どうして私が?」

「あなたの子育て話、好きなんで」

 

有難いことに、時々そう話してくれる人がいます。

 

子育て本は、読むのは嫌いではないけれども、

「私はこんな子育てをしています~(どうぞお手本にしてください)」となんて

絶対に言えない!!

と自分では思っています。

そもそも、自分の子供はまだ「育ち中」だし

子育ての評価は自分がするものでも他人がするものでもなく、

最終的にわが子がいつかするものだと思っているから。

 

例えば、「うちの子をこんなに立派に育て上げました。A中学に合格して、B大学にいって、C商社に入ったんです」

って本があったとして、

ではその子供はどう思っているのか?

また、よく思っていたとしても、問題に気がついていないだけで

DV加害者になっていたりしないのか?

な~んて心配になってしまうんです。

 

 

だから、私は私なりに「こういう風にしていきたい」というものを持っているけれど

それが最善だとは思っていないし

自分のことを良い母だなんて微塵も思わない。

それどころか、子育てをしているというより

育ち中の子供と同居していると思っている。

 

だいたい、仕事に割いている時間だって長く、

保育園に育ててもらって小学生にしてもらった。

 

でも、、、、

もしかしたら、

仕事はしなくてはならないし、子育ても100%しなくてはいけないしって

心が窒息しそうになっている人からしたら

私みたいな同居人母の気の抜けた話も悪くないのかも知れないって思いました。

 

こんな文章を書いている間にも、

子供は夫とさっき捕まえてきたポケモンについて話している。

夕飯の準備はしていないので、

適当にこれから近所に食べに行こうかと思っている。

 

自分の時間は今日はたっぷりあり、

さっきまで読書をしていたところ。

娘のピアノのレッスン中には、自分の論文を書いていた。

 

そうすれば、元気で人生楽しんでいる母にだったらなれるのかなって思って。

 

ロジカルクッキングハウス

先月、引っ越しをしました。

中古マンションをリノベーションしたのですが、

その時にこだわった点がいくつかありました。

 

①調理家電を使いまくれる家にする

料理は食材の温度管理が肝、だとすると、直火よりもテクノロジーの力を用いて

家電に任せた方が優秀になってきています。

確かに、土鍋で炊いたご飯は美味しくて、炊飯器より良いという意見もあるのですが、

料理にかけられる時間が少ない私としては土鍋ごはんはハードルが高い(以前はよくやっていましたが)。

同様に、お味噌汁も沸騰しないように気をつかうよりも温度管理してもらったほうが確実ですし、蒸し料理もお任せした方が火にかじりついている必要がなくなるのです。

 

昨年から少しずつそろえてきた調理家電たち。

以前の家では置き場所がなくてホットクックとホームベーカリーがせいぜいでしたが、

最初から設置場所を作ったので随分使いやすくなりました。

煮込み自慢を追加して、炊飯器やレンジと並べ、同時に動かしてもブレーカーが落ちないように設計してもらいました。

ほったらかしで料理ができるのは、出来上がるまで他の家事もできますし子供とも遊べるので便利です。

 

②ルンバブル

完全にどこもかしこもルンバブルというわけにはいかなかったのですが、

なるべくルンバが通れるようにしました。

ソファを買うときにも、下をルンバが通れるように作られたものを選ぶことができます。

また、我が家はフローリングではなくてマーモリウムという素材で床を作ったので、

溝がない分清潔を保ちやすい点も気に入っています。

マーモリウムは病院や保育園の床としてよく使われているそうですよ。

https://www.forbo.com/flooring/ja-jp/cqtjml

 

③リビングとお風呂の間がウオーキングクローゼット

思い切って、洗面所をお風呂の横に設置しませんでした。

洗面所はリビングから近いところにし、

その奥に廊下かつウオーキングクローゼットかつ脱衣所になるスペースを確保、

その先に洗濯機を設置しました。

また、この洋服スペースは寝室ともつながっていて、着替えを楽にしています。

 

家事が楽になる動線を考え抜いたおかげで、

随分と時間の節約になったと感じます。

中古マンションリノベーションは今流行していますが、

せっかくなのでデザインだけではなくて生活しやすさを重視されることをお勧めします。

 

 

働き方、かわりました

生まれて初めて、退職金をもらいました。

 

健康保険の手続きをして、先程年金を切り替えてきました。

 

 

いままでのところに非常勤で残っているので、いまいち実感はないのですが、

色々なところで仕事しながら勉強してみようと思います。